交易条件 2021 10 16
外国為替市場において、
2021年9月下旬から急激な円安が進行しています。
このような動きは、投機的な動きにも見えます。
円買いの介入は必要ありませんが、
政府としては、何らかの「口先介入」が必要かもしれません。
輸出企業には好都合でしょうが、
日本は、輸入大国です。
食糧や資源を輸入しています。
最近、小麦粉、天然ガス、原油の価格上昇が報道されます。
さらに円安が加われば、輸入価格は上昇します。
これは、コストプッシュインフレです。
輸入価格が上昇すれば、
最終的に消費者向けの商品の価格が上昇します。
消費者からすれば、収入が増えていないのに、
生活必需品が値上げされると、生活が苦しくなるでしょう。
収入が増えるには時間がかかります。
その前に円安を止めるべきです。